21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

*

☆ダイエットと炭水化物と糖質☆

   

炭水化物や糖質といえばダイエットの大敵とされがちですが

実際のところどうなんでしょう?

糖質はご飯、パン、麺類などの炭水化物や

イモ類、果物などに多く含まれる栄養素です

糖質の役割としては大きく2つの役割があります

①脳の唯一のエネルギー源

脳は人間にとって一番大切な臓器です

その脳を動かす唯一のエネルギー源が糖質なのです

糖質が不足すると脳が働かなくなり、集中力や判断力が低下してしまい

仕事やスポーツで良い結果を出す事が難しくなります

②エネルギー源の大黒柱

糖質は人間のエネルギー源の大半を占めます

糖質が不足すると体はどうにかしてエネルギーを確保しようと

筋肉を破壊してエネルギーにしようとし

【筋肉が減る⇒基礎代謝が落ちる⇒エネルギーを消費しにくい体になる】

【太りやすい・痩せにくい体】になってしまう

という悪循環が生まれます

ダイエットをしたい時の極端な糖質の制限は逆効果

ということですね

エネルギー源である糖質が不足すれば

ダイエットの為の運動をするためのエネルギーさえ足りなくなり

結果ダイエットできないということにもなります

糖質はその役割から生きていく為にも、ダイエットの為にも必要不可欠といえます

痩せたいからといって、むやみに炭水化物を減らし糖質をカットすればよい

というわけではありませんね

むしろ、必要以上のカロリーを摂取しないこと

脂質の多い食べ物を控えること、食物繊維の多い食べ物を積極的に摂ること

などに気を使う方が良いかもしれませんね

糖質はダイエットにとって大敵ではないようです

しかし当然ながら食べ過ぎてしまえば体脂肪へと変わります

摂り過ぎた糖質は体内で化学反応を起こし

いつか使うエネルギーとして体脂肪という形で体内に貯蔵します

これが肥満の大きな原因の一つといわれます

飢餓の危険が無い現代社会では、この糖質貯蔵システムを

あまり働かせない為にも色々と工夫が必要です

糖質を体脂肪に変えにくくする工夫の一つに『GI値』があります

GI値は糖の吸収スピードと持続時間を表したものです

ブドウ糖を(砂糖)を一番吸収の速い100として

各種食材の吸収スピードを表しています

糖が吸収されると血糖値が上がります

血糖値が上がり過ぎるとインシュリンが分泌され

上がり過ぎた血糖は体脂肪へと変えられます

GI値が低い食品はゆっくりと消化されるため

比較的血糖値の上がり方が緩やかになります

そのためGI値の低い食品はインシュリンの刺激が弱いので

比較的脂肪を増やさず腹持ちが長い糖質といわれています

逆にGI値が高い食品はすぐに吸収されるため急速に血糖値を上げます

そのためGI値の高い食品はインシュリンの刺激が強いので

比較的脂肪を増やしやすく腹持ちの短い糖質といわれています

したがって、GI値の低い食品はダイエットに有効な食品といえますね

穀物・パン・麺類
主食となるこのカテゴリーは全体的にGI値は高め。
出来るだけ高GIの物は低GIの物に置き換えて摂りましょう。
オススメ食品 GI値 避けたい食品 GI値
 おかゆ(精白米) 57  食パン 95
 玄米 55  フランスパン 95
 ライ麦パン 55  精白米 88
 オートミール 55  ビーフン 88
 そば 54  もち 85
 中華麺 50  うどん 85
 麦 50  ロールパン 83
 全粒粉パン 50  そうめん 80
 パスタ(全粒粉) 50  赤飯 77
 おかゆ(玄米) 47  インスタントラーメン 73
 春雨 32  ベーグル 75
     コーンフレーク 75

うどんを食べるならパスタやそば、白米を食べるなら玄米

食パンを食べるならライ麦パンという感じで工夫すると良いそうです

こう考えるとGI値の高い食品は摂ってはダメなのか?

と思われがちですが、GI値の高い食品はエネルギーになりやすいので

早くエネルギーを補給したい時には有効です

例えば、トレーニング直後はタンパク質だけでなく糖質も補給したほうが

筋肉作りに有効と言われていますので、その際の糖質は

できるだけ吸収の早い、すなわち高GI値の食品がよいようです

GI値の低い食品ばかりを摂っていれば

必ずダイエットが成功するとは限りませんが

バランスの良い食事をベースにGI値を取り入れてみる価値はありそうですね

加圧トレーニングインストラクター  ろく

 

 

 - Staffブログ