21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

*

女性医療という見方

   


アメリカのウイメンズヘルスでは、
妊娠・出産における健康、性の健康といったリプロダクティブ・ヘルスを含む
女性の健康を一生涯にわたって維持するという視点で考えられているそうです。

日本でも少しずつ、「女性医療」とう視点が持たれ始めています。
これは、女性という性別を考慮した上で、女性の心と身体を総合的に診察する医療。
これまでの医療は産婦人科の分野以外はほとんどが
男性を対象(モデル)にした研究で発展してきましたが、
現在では女性と男性では生物学的にも内分泌的にも、社会的・文化的にも性差があり、
同じ薬を投与しても薬の代謝や副作用の出方も変わってくる事が分かってきているそうです。
以前にも触れましたが、脳科学的にも性差があるということでした。

その中でも、気になるふたつをピックアップしてみました。

①出産について

女性の高学歴化や職業を持つ女性が増えることによって、出産の回数も減り、
現在は自分の教育や職業の中で“いつ子供をどの様に産むか”ということが課題となっています。
さらに、出産回数が減ることにより、月経の回数が多くなります。
その数は戦後の女性の約10倍というデータも。
月経に伴って起こる病気が増えているのも注目しなければいけないところです。
ということは、自分自身の身体のリズムやサイクルを良く知っておくということが
重要になってくるということです。
特に女性は、心と身体がダイレクトにつながっていますから、大切なことです。

②閉経後の人生について

寿命が延びたことにより、閉経後の人生が長くなった為、
どのように生きていきたいかに意識を向けておくことが重要です。
更年期障害がひどくなる原因のひとつに、「夢や生きがいがない」というものがあるそうです。
これをどの様に捉えますか??

人はそれぞれ違うことは分かっていても、実際に個性や努力では
どうにもならない性差というものが、存在しているということも忘れてはいけませんね。

ヴィロード sugi

 - Staffブログ