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秋バテにご用心!

   

天候がガラリと変わりやすい9月中旬には、体調を崩しやすくなります。
それが、夏バテならぬ「秋バテ」。夏を乗り越えられても、急に涼しくなる初秋に入り、
疲れや不調が現れてしまうのが秋バテです。

秋バテを引き起こす要因には、次のようなものがあります。

(1) 長引く猛暑の影響で、疲れを抱いたまま秋に突入
9月に入っても、夏のような猛暑が続くことが珍しくありません。長引く暑さそのものが体への負担となりますし、暑さで良質の睡眠がとれず、疲れが解消されにくい日々が続きます。

(2)夏の生活習慣が抜けきらず、体の負担は増える
暑さにより、夏の解放感が9月に入っても続くため、連日の夜遊び、暴飲暴食、アクティブなレジャーなどで、体に負担を掛け過ぎてしまいます。冷えたジョッキでぐいぐいビールを飲み干し、焼酎に氷をガンガン入れる。Tシャツのままで、お腹を出して寝る、といった生活習慣が続くと、胃腸の疲れや冷えなどによって、体はダメージを受けます。

(3) 朝晩の気温の劇的な変化
9月に入ると、日中はTシャツで過ごせても、夜は長袖が必要になるくらい冷える日があります。また、真夏日に近い日があれば、晩秋に近い陽気もあるなど、気温も一定しません。こうした急激な寒暖差に体が対応しきれず、体調を崩しやすくなってしまいます。

(4) 気圧の変動による影響
9月は天候の変化がめまぐるしいのが特徴です。長雨や台風が多く、気圧の変動がめまぐるしいせいか、頭痛やめまい、だるさ、肩こりなどの体調不良を感じる人もいます。

「秋バテ」を防ぎ、軽くするには、体を守る、無理をしない、ゆっくり休むといった生活習慣を守ることが大切。9月に入ったら、まだ秋バテしていない人も、既になってしまった人も、次のような生活習慣を心がけましょう。

(1) 体を温めるスープ系を、お酒は常温で
体を守るには、体を冷やさず、温めることが肝心。夏の暴飲暴食で弱った胃腸を整えるためにも、スープ系の食事を多く取り入れてみましょう。お酒は、キンキンに冷えたビールや氷たっぷりのロングカクテルより、常温に置いた日本酒やワインをちびちびと。焼酎には氷を入れず、お湯割りで。ただし、体がバテているときには、グラス1杯程度で無理せずに。

(2) 衣服や入浴で体そのものを温める
9月はまだまだ暑いからと言って、薄着でいてはダメ。日中は暑くても、明け方と夜の気温はガクンと下がります。着脱しやすいカーディガンを羽織り、就寝時にも、パジャマの下には薄手の腹巻きをしておきましょう。
また、夏の続きでシャワーのみで過ごしている人は、できるだけ湯船に浸かりましょう。

(3) アクティブな予定を入れず、しっかり休む
季節の変わり目でもある初秋は、そもそも体の調整期。天候も変化しやすいことですし、アクティブな予定を入れないようにしましょう。
週末は疲れが出やすいため、横になる時間を増やすことです。ただし、生活リズムを守れるよう、いつもの通りの起床・就寝・食事の時刻を守りましょう。

秋バテ対策は、体を守り、休ませて、自然な回復を待つのがポイントです。
特に、季節の変わり目に特有の劇的な天候の変化は、心身にとってはかなり大きなストレスになります。
日頃ストレスを抱えている人は、この時期に負担を倍増させないよう、無理のない生活を心がけてみてください。

21世紀健康館 鈴木

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