21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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☆小学生にも迫る危機(!?)☆

      2017/12/02

健康館に通われている何人かの小学校の先生の共通の悩みとして

『基礎体力が無い子供が多い』という悩みをお聞きます

・フローリングの家が増えた

・外で遊ぶことが減った

・和式トイレが無くなった

等々…

日常生活を過ごしているだけで

自然に身体を鍛えられていたものが減ったことも

大きな要因の一つだと思います

そんな中

最近では、小学生でも

サルコペニアになる危険性があると言われてきています



※サルコペニア(sarcopenia)

筋肉量が低下し、筋力または身体能力が低下した状態
加齢によるもの(原発性
サルコペニア)と
不活動・疾患・低栄養などによるもの(二次性サルコペニア)がある
主に高齢者にみられ、運動・身体機能に障害が生じたり
転倒・骨折の危険性が増大し、自立した生活を困難にする原因となることがある。
筋肉減弱症


デジタル大辞泉より

 

具体的な小学校の先生方のお悩みは

・授業中、真っ直ぐ座っていられない
(姿勢が悪いだけでなく、酷いと椅子から転げ落ちる)

・真っ直ぐに立っていられない
(全校集会などの時に左右、前後に揺れる)

・真っ直ぐ歩けない
(酔っぱらいのお父さんみたいに横にフラフラしてしまう)

・しゃがめない
(いわゆるヤンキー座りができない)

・瓶の蓋を開けられない

など…

真っ直ぐ座っていられない

真っ直ぐ立っていられない

真っ直ぐ歩けないのは筋力不足が原因で

平らなフローリングの上での生活や

身体を使った遊びをしなくなったことなどで

特に体幹部のインナーマッスル

お尻などの股関節周囲筋

足の裏足首の筋肉発達が悪いことなどが原因と思われます


しゃがめない
のは

和式トイレが無くなり

股関節を深く曲げてしゃがむことが減ったことが

大きな原因と言われています

そして、驚くことに瓶の蓋が開けられないのは

筋力不足もあるのですが

スマホの触りすぎで親指は発達して動くものの

手首を回せなくなってしまっていることが原因だそうです

日常で使わない筋肉は退化していきます

使い方を間違って使っていても退化します

子供は、発育・発達の過程で

遊びや日常生活の中で必要な筋力や体力をつけていきます

例えば

ご自宅でバランスディスクバランスボール

クッション
などを使って遊んだり
  
 

フローリングに厚手のラグマットなどを敷いたり


するなど、ちょっとした工夫で予防と改善に役立つと思います

21世紀健康館   ろく

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