21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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冷やす?温める?どっち?

   

痛みがあるのだけど冷やした方がいいの?それとも温めたほうがいいの?という質問を時々されます。

答えは・・・迷ったらまず冷やしてください。捻挫やぎっくり腰などの明らかな痛みに関しては冷やした方がいいといった認識は多くの方がもたれています。問題なのは、特に何もしてないけど痛みが出てきたといったよくわからない痛みです。こんな時、冷やすのか、温めるのかを迷ってしまいますね。ですが、迷ったらまず冷やすということを選択してください。

極論を言いますと、温めると悪化することがありますが、冷やして悪化することはまずありません。むしろ効果的なケースが非常に多いのです。
まず温めて悪化するケースは組織に炎症があるケースです。捻挫や、ぎっくり腰などがそうですね。さらに、慢性的な痛みに対して温め過ぎることもよくないケースがあります。特に関節構成体の組織は熱に弱く局所的に温め過ぎると組織が破壊されるケースもあるのです。ホッカイロなどをあまり貼り続けることもよくないでしょう。しかし温めると心理的にリラックスしたり、なんだか良くなる気がするのは確かで、その心理的作用で痛みが軽減することもありますので全てを否定はしませんが、基本的には局所を温めるのではなく、体全体を温めてください。

そして次に冷やすということ。捻挫や、ぎっくり腰をした場合というのは炎症が起き、組織が腫れ、熱をもっています。アイシングには炎症を抑える効果があることは言うまでもありませんので、絶対的に効果を発揮します。では、慢性的な、凝りや痛みに対してはどうでしょうか?例えば肩こり。肩こり=血行不良といった認識は多くの方がされ、間違ってもいないでしょう。そんな状態でも冷やしていいのか?
答えは“イエス”です。冷やすと血行が悪くなるのでは?確かに表面の血管は収縮し血行は抑えられますが深部の血行は逆に良くなるのです。さらに、冷やしたことによる反動(体の防御反応)で収縮された血管がいっきに拡張され今まで以上に血流が良くなるといったメカニズムもあります。さらにアイシングそのものに痛みを麻痺させるといった効果もありますので、どんな状況でも痛みがあれば冷やすことをお勧めしたいですね。

一昔前までは温めるということが主流となっていましたが、今では、急性期でも、亜急性期でも、慢性期でも冷やすということが非常に効果的だということが科学的に証明されています。

あくまで、体の生理的メカニズムに基ずく見解ですので、実際の効果、体感として全てが当てはまらないことをご理解ください。

最後に、アイシングのしかたについて説明します。
まず、アイシングは必ず氷水で行ってください。コールドスプレーよりシップより、どんなものより氷水が効果を発揮します。

1.ビニール袋に氷をいれる
2.袋に水を入れて振る(霜のついた氷は凍傷の原因になりやすいので水で洗い溶け        
 かかった氷(0°)にする)
3.水を捨てて、氷が平らになるようにします(氷を少し小さく割ると患部に当たる面積     
 が増えます、密着します)
4.口で空気を吸って、袋をしばって完成

アイシングの時間は15分~20分を目安にしてください。だんだんと感覚がマヒしてきます。その後、1時間ほどあいて感覚が戻ってきたらまたアイシングというように数回続けてみるといいでしょう。ただ、ぎっくり腰などの明らかな場合以外は、あまり冷やすのはいやだという方は無理にやらないでください。
いくら理論的に正しくても、自分の感覚を信じることも大切だと私は思うからです。

                           

                      身体のトリビアでした。  竹中   

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