21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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潜在意識と向き合う

   

痛みの原因が人間の感情、そして自分では気づいていない潜在意識によって作りだされているとしたら・・・

腰痛は怒りである!とか、腰痛は脳の勘違いだった!といった題名の本が少し前に日本でも販売されていたが、痛みの原因が人間の感情や潜在意識と関連があること、そしてまたそういったものに対する治療法がだんだんと確立され科学的にも実証され少しずつ広まってきている。

それなりに治療に長く携わると、なんとなくこの症状は体だけの問題じゃなさそうだなというケースにはよく出くわす。じゃあなぜそう思えるのか?根拠を言えと言われると難しいのだが、それはなんとなく感じるものである。

感情と身体の働き。
これは間違いなくシステムとしてつながっている。これは自律神経という働きから見ても科学的に説明はできる。自律神経は内臓の働きや血圧、体温調整、免疫系などあらゆる機能をコントロールしている司令塔のようなもの。この自律神経は感情によっても大きく作用される。
驚いた時に心臓がバクバクする。これは驚きと言う感情が自律神経を介すことで心臓と言う臓器が動かされるわけです。落ち込んだ時に肩を落とす。これにもちゃんとした理由があるのです。

つまり、マイナスの感情や抑圧された感情(潜在意識)は自律神経を介し、身体に緊張パターンをつくり出します。

例えば、仕事に対して自分の苦手な上司がいたとしましょう。それに対して表面的には良い上司だと思っていたとしましょう。しかし心の奥底でいやだな~と感じているかもしれません。ここで言う表面的に思っていることと潜在的に感じていることのギャップが大きすぎたり、その状態が長く続いていると神経の働きが悪くなりそれが身体へと悪影響を及ぼしてしまうのです。

自分は何もストレスなんてないし・・・そう言われる方もたくさんいますが、潜在意識は自分の無意識ですからなかなか気づかないものなのかもしれません。僕自身も潜在意識で何を思い、どんな感情を抑圧しているのかなんて分かりません。

自分事ですが・・・
最近、仕事をしている時間帯に左の首から肩にかけていや~な張りと言うかだるさを感じることが多くなった。まーここの筋肉がこーなってんだろうとかいろいろ分析していたのだが。
2日前ふと気づいたこと、それは家に帰りテレビを見ている時のこと。あれ?さっきまであった首の違和感が全然ない・・・ 明らかに違う。
 
よく考えると家にいるときはそんなに違和感は感じていないと気づく。

やはり、自分には気づいていないマイナスの感情や抑圧された感情が体に対し緊張パターンをつくり出しているのかもしれない。と最近自己分析している。

マイナスの感情を抱くこと、感情に蓋をしなければならないことなんて誰にでもあること。

だけど、たまには心の奥そこにある素直な感情にノックしてみることも必要かもしれません。顕在意識と潜在意識との共存もまた痛みをつくり出さない秘訣なのです。

                                  21世紀健康館  竹中

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