21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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この暑い夏、高校球児も甲子園で盛り上がっていますね‼

最近の高校生投手は140㌔~150㌔ぐらいの速球を投げる選手も珍しくはなくなってきました。

指導法やトレーニング方法や運動力学などの発展と球児たちの成長などによってでしょうか?

抜き出た才能のある選手を見ていると、楽しくウキウキしてしまいます。

しかし、健康館にもスポーツをしている高校生も来られますが、過使用による障害の発生も気になるところです。

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■野球肘 痛みなくても4割に腫れや緩み 少年に多い靱帯異常 筑波大講師、小学生をMRI検査
2015年4月21日(火)配信毎日新聞社

 野球少年に多い関節障害「野球肘」について、筑波大医学医療系の岡本嘉一講師(画像診断学)が昨年、簡易型MRI(磁気共鳴画像化装置)を使って痛みの自覚がない小学生選手62人を検査したところ、26人(41・9%)の肘の靱帯(じんたい)に異常が見つかった。岡本講師は「痛くなってからでは遅い」と危機感を強め、今年は計80人を対象に投球フォーム解析なども加えた検査を始めた。【松本尚也】

 野球肘は成長期に生じやすい関節障害で、投球や送球時に靱帯が引っ張られることなどが原因とされる。肘の靱帯損傷を巡っては、米大リーグのダルビッシュ有投手や田中将大投手も長期離脱を余儀なくされた。

 岡本講師は2012年、当時小学2年生だった長男を少年野球チームに入れる際、年間60~100試合を行うチームもあることを知った。放射線科医として肘の靱帯や骨がボロボロになった少年を診察した経験があり、影響を懸念して、レントゲンや超音波(エコー)より精密に診断できるMRIで肘を画像診断する研究を始めることにした。

 昨年7~11月、症状の自覚がない小学4~6年生を対象に初めて検査を実施。その結果、26人の肘に靱帯の緩みや腫れなど初期段階の異常があった。

 同時に実施したアンケートでは、野球を始めて半年で靱帯を損傷した選手がいる一方、毎週100球以上を投げていても異常のないケースもあった。このため、今年は画像診断に加え、筑波大の別の研究チームと協力し、ハイスピードカメラを使って球を投げるフォームと肘の損傷の関係も研究する予定だ。

 岡本講師は「損傷の原因は定かではないが、成長段階にある少年時代の野球に後の大きな故障につながる要因があるかもしれない。まずは正しい情報を提供し、指導者に野球肘の問題を考えてもらいたい」と検査への参加を呼び掛けている。

 今年の研究は小学4年~中学1年生が対象。MRIの画像診断と投球動作解析は無料。問い合わせはyakyukensin@gmail.com

スポーツに限らず、痛みのないうちからのケアは大切だと思います。

                                               21世紀健康館 牧野

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