21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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☆疲労の最新研究 その3☆

   

前回は、皆さんの身近にある『栄養ドリンク』について紹介しました
今回は、『疲労ってどうゆうこと』、『抗疲労効果のある食物』などについてのお話です

人間の体は、筋肉であれ脳であれ活動するためには酸素が必要です。
酸素が使われると『活性酸素』という不安定で酸化力の強い化合物に変わります。(酸化ストレス)
この『活性酸素』細胞をひっかき、傷をつけることで細胞の活動が低下(=細胞が酸化した状態)した状態を『疲労した状態』と考えると分かり易いかもしれません。
ということは『活性酸素』につけられた『傷』を修復する、もしくは『傷』がつかないようにする働きがあるものが『抗酸化(抗疲労)物質』ということになります

『抗酸化物質』として有名なものに『ビタミンC』『ビタミンB1』がありますが、それらを用い、当然良い効果がデータとして出るものと思い行った実験による結果、期待する結果がえられなかったようです
(もし、著しくビタミンCやB1が欠乏している人が被験者だったら、違った結果が得れたかもしれないそうです)

では、いったい何がよいのでしょう・・・

それは『イミダゾールジペプチド』という、渡り鳥の胸肉や、マグロやカツオの尾ひれの部分に多く含まれる物だそうです

渡り鳥は1週間以上も休まず空を飛べるしマグロやカツオは凄い長距離を泳ぎ続けます
鳥が飛ぶために羽を動かすのに使う筋肉が胸筋、魚が泳ぐのに使うのが尾ひれ・・・。
『イミダゾールペプチド』が優れた『抗酸化作用』があるため、それを大量に含む鳥の胸筋やマグロやカツオの尾ひれの中では、細胞が酸化してもすぐに修復されている、もしくは酸化するのを予防しているのではないかということです

実験では、1週間毎日100gの鳥(鶏)の胸肉を食べ続けたところ、血液検査や尿検査において『疲労が改善した』という結果を得たそうです

【まとめ】
『疲労感なき疲労』は、我々人間特有のものです。爽快感や達成感、ワクワク感などが疲れを感じなくさせ、疲れていないと思いこんでしまう
ライオンは疲れているときは決して狩りをしません。休息をとります。
そのほかの動物に関しても同様です。

各々の動物が一番よく使うところに『イミダゾールペプチド』は多く含まれます。
人間は『脳』に一番多く含まれていますが、鳥の胸やマグロやカツオの尾ひれに比べたら微々たるものです。
1~2時間頭を使い続けると疲れて集中力がなくなります。

日頃の疲労対策として、毎日の食事に上手く鳥の胸肉やマグロ、カツオを取り入れ、休息をしっかり取って疲労と上手にお付き合い出来たらいいですね

(上手な摂取の仕方は、きっと杉ちゃんが「健康館のめばえ教室」で紹介してくれる(!?)と思いますよ皆さん期待しててくださいね
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                    怒られるかなぁ
                 

                   21世紀健康館  ろく

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