21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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食育 vol.12

   

最近読んだある本からの引用です・・・

「健康管理において、体温をしっておくことは重要なファクターです」

その理由とは、体温と「免疫系」と「ホルモン系」とが密接に関係しているから。
人の免疫力は、体温が1℃下がると30%低くなり、
1℃上がると500%~600%高くなる。

また体温が35℃台でがん細胞が最も働きやすく、
人の酵素が最も活発に働くのが37℃台である
という研究結果も出ているようです。

そして、低体温のそもそもの原因となるストレスにより、
副腎の働きが鈍り、ホルモンバランスの乱れにつながります。

平熱36℃以下という低体温が招く病気は様々で、
肌荒れ・便秘・歯周病から胃潰瘍・骨粗鬆症・がん・メニエール病
・パーキンソン病や喘息・花粉症と耳にしたことがあるものばかり・・・

人が健康であるためには、外部からの刺激も必要です。
しかし、そもそもの人そのものの機能が十分に生かされるということは
もっと重要かつ必要なことだということ。
身体・心・脳といったすべての要素が調和されている状態が
理想的だとしたら、そこに近付く一歩として自分自身のことを知る。
そのひとつが「体温」ということかもしれません。

そこで今回の「めばえ」は、体温を上げ、さらに恒常的に保つことを目的に、
食の角度から触れてみたいと思います。

体温を上げるには、筋肉を鍛えることが必須となります。

なぜならば、筋肉はだいたい年1%ずつ位減っていくから。
他にも理由はありますが・・・
それを効果的にするのは、
鍛える前にBCAA(必須アミノ酸)をとり、
鍛えた直後に蛋白質をとること。
トレーニング30分ぐらい前にバナナ、
トレーニング後10分以内に(この時間がかなり重要だそうです)
豆乳や牛乳、プロテインを摂る。

また「カゼかな」と思ったときは、(寒気がする高熱のときは×ですが)
お風呂にゆっくりつかり身体を温める。
そのときに必要なのが、ビタミンCとマグネシウム、
バイオフラボノイド類(柑橘類の皮に含まれる成分)、カルシウムなど。

疲労回復には「クエン酸回路」を回す必要があるのですが、
そのときに有効なのが、ナイアシン・ビタミンB2・クエン酸。
それぞれ多く含むのはたらこ・豆類・梅干し。
これらをバランスよく食べると効果的でしょう。

人を創る「食」。大切にしたいものですね。

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