21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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☆とっさの一言☆

   

感情的なトラブルの原因として

話し手の

『とっさの一言』に問題がある場合が多いそうです

素直な気持ちで話し合うためには

『第一感情のIメッセージ』が大切なんだそうです

ドアを開けた途端に突然怒鳴られたら・・・

誰だって冷静じゃいられなくなるでしょう

イライラしているときについ発してしまう一言によって

ケンカの火種が大きくなったり人間関係の溝が開いてしまった・・・

などという経験はありませんか

例えば・・・

門限を1時間過ぎても帰ってこない子供

そのとき親は

『まったく何時だと思ってるんだ!』『何で電話の一本も入れないんだ!』

こんな気持ちを煮えたぎらせていると思います

『ただいま』の声が聞こえるやいなや

『今何時だと思ってるんだ!』『電話の一本でも入れなさい!』などと

その言葉をぶつけてしまうのでしょう

すると、子供の対応はどうなるでしょう

 カッとなって

『しょうがないだろう!』『いきなり怒鳴るなよ!』『うるさいなー!』

などとふてくされてしまうのではないでしょうか

このように、もとは相手が悪いのに、話し手の『とっさの一言』によって

会話にならなくなってしまうことは、意外に多いのものです

そうなると本当に伝えたかった気持ちを伝えられないまま会話を終えてしまいます

夫婦や親子、兄弟など、近しい間柄こそ

『なぜか心が通じ合えない』と悩むことが多々

近しい仲だからこそ相手への期待が大きくなり

思い通りにいかなくなり、そして相手への苛立ちをぶつけ

お互いに嫌な感情が残ってしまうからだからなのでしょうか・・・

こうした場合に注意したいのが『とっさの一言』なのです

この例では『何時だと思ってるんだ!』と

親がとっさに怒りを投げかけたことで、子どもの怒りも煽ってしまいました

そして、双方が『本当の気持ち』を語り合えないままに

嫌な印象を抱えただけで終わってしまいました

では、このときに親が思っていた『本当の気持ち』とは何だったのでしょうか

 実は、怒っている人は、必ずその前に『ある感情』が浮かんでいるのです

これを『第一感情』と言うそうです

『怒りの感情』は『その次の感情』つまり『第二感情』です

先の例の『第一感情』とは・・・

例えば

 『こんな遅くまでどうしたのかな?』『何かあったのかな?』『心配だなあ』

という気持ちではないでしょうか

つまり、不安や心配などです

『怒りの感情(第二感情)』を伝える前に

『凄く心配してたんだよ』

『第一感情』を伝えればケンカになりにくいという訳です

話し手が最初に「第一感情」を伝えれば

聞き手も「第一感情」で答えることが出来るのではないでしょうか

つまり『しょうがないだろう!』『うるさいなー!』が出る前に

『ごめんなさい』と言えるのではないでしょうか

『Iメッセージ』と『YOUメッセージ』

怒ったり、イライラしているときの会話は

ほとんどが『YOUメッセージ(あなたメッセージ)』

になってしまっているそうです

『君が〇〇だ』と相手を評価したり、相手に要求したりするメッセージです

先出の『何時だと思ってるんだ!』という言葉もそうですね

最初から『YOUメッセージ』で切り出してしまうと

相手は『こっちの意見も聞かずに一方的に非難された』と感じ

心外に感じてしまいます

だからこそ、意識したいのが『Iメッセージ(わたしメッセージ)』

なのです

『Iメッセージ』とは、『私は〇〇と思う』『私は〇〇してほしい』などと

自分の考えや気持ちを伝える表現です

怒りの前に湧く『第一感情』を伝えようとすれば

自然に『Iメッセージ』になりやすくなります

『(私が)心配していたんだよ』『(私が)連絡もなくてがっかりしていたんだよ』

というように

あらゆるシーンで使える「第一感情のIメッセージ」

ぜひこの『第一感情』を『Iメッセージ』で伝えてみましょう

すると、お互いの気持ちが急速に近づけると思いますよ

第一感情、第二感情それぞれの話し方の違いを比べてみてください
↓↓↓

週末にゴルフ三昧で家にいないご主人に対して
  【第一感情のIメッセージ】 私は一緒にいられなくて寂しいわ
  【第二感情でのYOUメッセージ】 なんであなたは、いつもゴルフばかりなの!

無駄遣いばかりしている奥様に対して
  【第一感情のIメッセージ】 僕が頑張って働いているのに悲しくなるよ
  【第二感情でのYOUメッセージ】 君ばっかり無駄遣いするなよ!

言われたことをやらない子供さんに対して
  【第一感情のIメッセージ】 〇時までに終えてくれたら、お母さんは助かるな
  【第二感情のYOUメッセージ】 あなたがちゃんとやらなきゃダメでしょ!

遅刻してきた生徒さんに対して
  【第一感情のIメッセージ】 遅いから、先生はとても心配していたよ。
  【第二感情のYOUメッセージ]】遅いぞ!お前はなにをやってるんだ!

約束を破った恋人に対して
  【第一感情のIメッセージ】 信じてたのに、私はとってもショックだわ
  【第二感情のYOUメッセージ】 約束を破るなんて最低!

いかがでしょうか

皆さんも『第一感情のIメッセージ』を先に伝えられた方が

話を素直に聞けるような気がしませんか

21世紀健康館  加圧トレーニングインストラクター  ろく

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