21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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“感覚”の重要性

   

こんにちは。健康館IZUMI竹中です。

今日は体で感じる“感覚”の重要性についてのお話。

“感覚”と一言で言っても多種多様ですが、例えば痛い、暑い、柔らかいなどの感覚から、自身の腕が今どこに位置しているのか、どこの筋肉に力が入っているのか、どんな姿勢をしているのか、自分の体の軸はどこにあるのか?どんなスピードで関節を動かしたのか?などなど体で認識する感覚は数多く存在します。


そしてその“感覚”は例外なく全ての人の“脳”へと情報が送られていきます。
これは正確にいうと“知覚”ということになりますが。そしてたくさんの感覚を脳が認識すると今度は逆に体の方へ脳が命令を出します。いわゆるフィードバック機構が働くわけです。
組織で言えば従業員からの情報、状況が正確に管理、経営陣に伝わっていけば、そこからの指示も的確なものとなるのと同じで、人間自体も体と脳とが常に連絡を取り合っています。

私が治療概念として大切にしていることは

治療(改善)=失われた感覚、或は誤った感覚を正常化すること

と考えています。

どういうことか・・・

例えば何かを握ってパンチをする時と何も握らずにパンチをするときとでは何かを握ってパンチをした方が力強くパンチができます。又、テーピングを肩に張るのと張らないのとではテーピングを張った時の方が肩がよく上がる、力が入れやすいといった結果が出るのです。

なぜか・・・

答えは、皮膚にあるセンサーを刺激しているからです。
もっというと感覚を呼び起こしているからなのです。
皮膚にはいろんなセンサーが発達していますからそれらに適切な刺激を与えてやる、ただそれだけで筋力はアップするわけです。もっと言いますと皮膚のセンサーに常に適度な刺激が加わっていれば、
筋肉も適度な緊張で保たれ適度なパワーを出力することができるのです。

しかし、運動不足や不良姿勢、過去の怪我、年齢によってそれらの皮膚のセンサーは鈍っていきます。

センサーが鈍るということは、感覚が鈍るということになります。

刺激が脳へいかなくなります。

正確な情報を脳がキャッチしないということは正確な命令を筋肉に送れないということになります。そうなることで、過剰に筋肉が緊張してしまったりするのです。これが肩こりや腰痛のメカニズムでもあります。

21世紀健康館IZUMIでは、失われた感覚を取り戻すための手法も取り入れています。
PNF(固有受容性神経筋促通法)と言って神経と筋肉の連携をよくしていくようなちょっとした運動療法も行っています。病院などのリハビリでもよく使われておりますが、
コリや痛みの改善から関節の可動域upまで様々な効果を発揮しています。

“感覚を取り戻す”

“与えられていない刺激を与えること”

“出力を正常化するためには入力を正常化すること”

これが身体正常化への一歩です。

21世紀健康館IZUMI
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