21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

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感情を道しるべに

   

いやな感情を感じたとき。或は何かを考えるといやな感情が湧いてくること。だれしもあると思います。しかし、それらを感じたときは実はチャンスなのです。感情というものには、そこに皆さんが意味づけている「定義」や「概念」、「信念」、「思い込み」が存在するから何かしらの感情が出てくるのであって、そこに定義が何もなければ感情というものは現れてきませんね。
何かいやな感情が自分を襲っているとき。そこで、その感情を無視することもできますが、その感情を引き起こしている自分の定義や信念はなんだろうと探ってみるのです。最初は抵抗もあるでしょうが。すると、そこには過去に形成されてきた概念、他人からもらった概念(本当は自分のものではないのに)、良く考えるとどうでもいいような拘りや思い込みなどに気づくことがあります。そこをこれでもかと探っていくと何か自分自身を苦しめているものやいらない概念に出くわすことがあります。そこを知る、気づく、そして手放すこと、或は定義や概念を変えることで、もう同じ状況が襲って来ても今までと同じようにいちいち反応しなくなります。

反応しないというのは、無視をするのではありません。思考を止め無視をすることはできるでしょうが、そこにはまだ反応している感情があります。その感情が出てこなくなり感情として反応しなくなった時が本当の変化です。

人間は一日のうちに数万回の思考をし、そこに様々な感情をくっつけてほとんど休むことなく生きています。思考や感情に支配されず、反応せず、全てに感謝し、受け入れることができたらもう自分自身を苦しめることはなくなってくるでしょう。

苦しいと感じていることは実は全て自分自身で苦しめていることです。そしてそれらはほとんどが人間のエゴがあるが故のものだと感じます。エゴとエゴのぶつかり合いが起こっています。

自分自身が感じている感情をよく観察してみましょう。いい感情の時はそれは深い部分で本当の自分でいられている時。望まない感情を抱いているときは、それは本当の自分自身とはかけ離れてしまっていますよというサインなのです。感情は思考より、遙か深い部分での真実であると感じます。

自分の内面を変えていくこと。

外の世界が美しいと、幸せだと、豊かだと感じるまで永遠に自分自身の内面を見つめていくこと。

それが全てで、生きていくという事です。

21世紀健康館izumi 竹中

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