21世紀健康館-名古屋市天白区の整体・各種ボディケア

株式会社 ヒューマンラボジャパン

*

20分以上運動しなければ、脂肪は燃えない?

   

最近だんだん暖かくなってきました。僕もこの春は久しぶりにランニングをまじめにやろうかと考えております

ところで「有酸素運動を20分以上行わなければ、体内の脂肪は使われない」と聞いたことはありませんか?
運動時に使われるエネルギー源は「糖質」や「脂肪」などですが、エネルギー源として使われやすい「糖質」とは違い、「脂肪」は体内での保存され方が複雑でエネルギー源として使われるまでに時間がかかるため、このように言われるようになったみたいです。

確かに運動のはじめは食品から摂った糖質がエネルギーとして使われやすく、運動を続けていくことで徐々に脂肪がエネルギー源として利用されていきます。しかし運動開始から20分までのエネルギー源が糖質のみ、それ以降は脂肪のみというように、はっきり分けられているわけではなく運動開始直後でも脂肪は使われますし、20分以上の運動でも糖質は使われます。また、どのエネルギー源が利用されるかは、時間だけではなく「運動強度」の影響も大。強度が強い運動はより多く糖質を使い、長く続けられるような強度の弱い運動は脂肪を多く使う傾向があります。

よって「20分」という数字にこだわる必要はあまりないのです。
10分の運動でも脂肪をエネルギー源として消費されますし、少しずつ細切れに運動を続けてもOKです。

・エスカレーターではなく階段を選ぶ
・通勤帰りは一つ手前の駅で下車して歩く
・布団干し、窓拭きをこまめに行う
など、日常の作業を細切れに行い活動量を増やしていくことでもいい運動になります。
今日からさっそく楽しみながら、細切れ運動をスタートしてみてはいかがでしょうか。

21世紀健康館  鈴木

 - Staffブログ