筋肉について・・②
「腓腹筋」
腓腹筋は、膝の裏の少し上の大腿骨に付着して、アキレス腱として踵に付着しています。
2関節にまたがった筋肉です。
非常に力が強く、爪先立ちする動きと、膝の屈曲を荷っています。
更にはアキレス腱を形成し、踵に付着します
ふくらはぎの肉離れは、スポーツ愛好家に多くみられる筋肉の損傷です。 いわゆるふくらはぎは、主に腓腹筋の事を指します。
原因は、テニスや野球あるいはフットサルなどで、走る、飛ぶ、跳ねる、ステップするなどの瞬発的動作の際にふくらはぎの筋肉が強く伸ばされて損傷します
ふくらはぎの肉離れは回復に時間がかかるケースが多くあります。これは、地面との設置の際に患部を刺激してしまう事が大きな原因です。
そんな時はRICE処置をおこないましょう。
Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)
- Rest(安静)-スポーツ活動の停止
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。その遅れが結果的に完治を遅らせリハビリテーションに費やす時間を長引かせてしまいますので、受傷後は安静にすることが大切です。 - Ice(アイシング)-患部の冷却
冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。 - Compression(圧迫)-患部の圧迫
適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。 - Elevation(挙上)-患部の挙上
心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
暖かくなり身体を動かすには非常にいい季節ですので怪我の無いように先ずは健康館で硬くなった身体をほぐしてから始めてはいかがですか?